虫歯予防・小児歯科にチカラを入れている、高知県高知市愛宕町の松木歯科医院
「歯磨きしていてもむし歯ができた。」 「むし歯は今のところないけれどこの先もむし歯ゼロでいきたい。」 歯を大切に思われている方に最優先でお勧めします。 それはフッ素のうがいです |
フッ素は歯の質を強くする自然元素のひとつです。 フッ素は毎日の食事を通して私たちのカラダに摂取されている必須栄養素のひとつでもあり、歯質を強化する効力が最も高いことから、世界各国でムシ歯予防に利用されています。
● 歯の表面からフッ素が取り込まれることにより、酸に溶けにくい抵抗力の強い歯が作られます。(生えはじめて2年くらいまでの歯が一番フッ素を吸収しやすいのです。つまり小学生の時期がむし歯予防に最適ということです)
● フッ素は再石灰化作用(修復作用)を促進します。(白濁程度の初期のムシ歯はなおることもあります。)
● フッ素はムシ歯菌の働きを抑制します。
ここまではっきりとした確実な虫歯予防の方法は、今の日本では他にありません。
その安全性は過去の歴史から既に保証されており、現在57カ国において、虫歯予防のため水道水のフッ素化が行われています。残念ながら、日本ではまだ施行されていないため、このフッ素の恩恵にあずかるためには、個人が意識して積極的にフッ素を利用していく必要があります。
その方法としては・・・
● フッ素洗口
● 歯科医院でのフッ素塗布
● フッ素入り歯みがき剤の使用などがあります。
(1) |
歯が生え始めた生後6ヶ月の頃よりフッ素スプレーを開始しましょう。フッ素のシャワーで歯を強く育ててあげましょう。 |
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3ヶ月に1度はフッ素塗布を受けましょう。 |
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(3) |
うがいができはじめたらフッ素入りの歯磨剤で磨いてみましょう。 |
(1) |
この年代がもっともフッ素の虫歯予防効果が出る大切な時期です。フッ素のうがいを是非はじめてください。現在の日本では最も虫歯予防の効果が高い方法です。 |
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1を行うことが大切ですが更に余裕の有る方はフッ素塗布を3ヶ月に一度受けましょう。 |
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(3) |
毎日の歯磨きはフッ素入りの歯磨剤を使用すると大変良いです。 |
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勉強や仕事、家庭生活その他多忙な時期だと思います。虫歯予防に全く時間がとれない方は最低フッ素入り歯磨剤を使用する事をお勧めします。10年前と比べて日本でもようやくフッ素入り歯磨剤が増えてきました。フッ素入りのタイプを使うだけで知らない間に虫歯予防してくれます。 |
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(2) |
虫歯予防に関心の高い方はフッ素のうがいを最もお勧めします。理由は簡単です。最も虫歯予防率が高く安全性が証明されているからです。 |
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(3) |
更に虫歯予防に熱心な方は3ヶ月に一度歯科医院でフッ素塗布を受けましょう。 |
(1) |
歯周病が表面化してきそうな年代です。歯周病になると虫歯にもなりやすくなります。いままでフッ素のうがいをしてなかった方もそろそろうがいをスタートしてみませんか? |
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(2) |
現在使用している歯磨剤がフッ素入りのものかどうかチェックしてみてください。フッ素入りのものをおすすめします。スーパーで簡単に手に入ります。特に高くもないです。 |
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(3) |
虫歯予防に興味の有る方、歯周病と言われた方、約3ヶ月に一度歯科医院でフッ素塗布を受けましょう。 |
(1) |
この年代の方は歯の重要性を実感され歯を健康に保つのに熱心な方が多いのが特徴です。フッ素のうがいも熱心に続けてくださる方が多いです。是非続けてください。いままでされたことのない方も是非始めるようお勧めします。 |
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(2) |
フッ素入りの歯磨剤をお勧めします。 |
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(3) |
約3ヶ月に一度フッ素塗布を受けましょう。 |
(1) |
4~15歳の時期と同程度もしくはそれ以上にフッ素のうがいが必要な時期です。歯があるかぎり。うがいができるのであれば是非お勧めします。 |
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(2) |
フッ素入り歯磨剤の使用を是非おすすめします。 |
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1や2の方法が難しい場合もあるかと思います。可能であれば歯科医院でのフッ素の塗布をお勧めします。ちなみに世界の他の国では(アメリカやカナダや韓国など56カ国で)フロリデーションという方法が行われています。この方法が行われている地域ではうがいのできない方、歯磨きができない方でもフッ素による虫歯予防を受ける事ができます。これは水道水のフッ素濃度を虫歯予防に効果のある地域のフッ素濃度に近づける、最も自然に近い、自然を模倣した虫歯予防方法です。 |